流山の歯科医院で被せ物に関するトラブルについての相談を承っております。
2020/03/06
流山で被せ物に関するトラブルについての相談ができる歯科医院です。
セカンドオピニオンを受けられます。
歯の被せ物に関するトラブルでの受診が増えてきています。画像は「1年程前に装着したばかりのセラミックスの被せ物が割れた」という相談で来院された患者様です。
基本的にはセラミックスの被せ物が欠けた場合には、除去した上でやり直しをするのが適切です。セラミックスはその製法上、2,000℃近い温度で焼成する(焼き付ける)ため、欠けた部分を口腔内でセラミックスで補修することは出来ません。近年では「割れないセラミックス」としてジルコニアセラミックスが臨床応用されていますが、インプラントの上部構造への装着や、歯軋り・食いしばり等の悪習癖があるケースで割れることが報告されています。
理想的に被せ物を作るための「形成」技術があります。
確立された接着システムが不可欠です。
強度のある材料を装着すれば、必ず治療はうまくいくのでしょうか？ 答えは「No」と言わざるを得ません。
画像のように、材料として適切な厚みを確保できていなければ、欠けてしまうことがあります。また、欠けた欠片や歯の面を見てみると、接着剤が残っていないことが確認されました。本症例では、適切な厚みが確保されていないままに被せ物が製作され、かつ接着剤が早期に脱落してしまったために破損してしまった、と考えられます。
形成と呼ばれる削って形を整える技術や、被せ物の材料の選択、確立された接着システム、咬み合わせの診断能力が治療の成否には非常に重要です。被せ物の治療の検討の際には是非、グランツ歯科クリニックまでご相談ください。補綴専門医・咬合認定医が相談させていただきます。
