流山の歯科医院でドイツ式入れ歯「テレスコープ」の治療をしております。

　残存歯に被せた内冠に、入れ歯本体の外冠を被せることで固定します。茶筒の蓋のように内冠と外冠とがぴったりはまり込むことで高い維持力を発揮します。食事中や会話中などに外れたりすることはありませんが、指の力で外れる構造になっています。内冠は単独で被せることが可能である為、清掃性に優れます。

　入れ歯の内側に小さな閂構造(※矢印部)があり、これを開閉することで着脱が可能となります。動きや緩みが少ない入れ歯で、内冠を連結することで支える歯にかかる負担を分散することができるという特徴があるほか、神経の無い歯や、歯周病により動揺度が高くなった歯などでも支えとして使用できるという特徴があります。テレスコープシステム治療の中でも特に最高峰の技術力を要します。

　残存歯の本数が少なくなった場合に使用される入れ歯です。粘膜で入れ歯を支えるため、残存歯にほとんど負担はかかりません。そのため、残っている歯を長持ちさせることが可能となります。噛む力が内冠を被せた残存歯に伝わり、咬んだ感覚も得やすく、入れ歯の横ずれ防止にもなる構造となっています。